1次 計算技能検定 問題1
気分で数学検定1級の問題を解いてみたので解答を記します。
試験時間60分で7問あり、7割程度での合格とのことですので1問平均約8分で5/7以上が目安でしょうか。ミスが怖いですね。
問題は以下のリンクから確認できます。
※今回のシリーズは2021年9月13日に確認したもので、記載される問題が変更されている可能性があります。
では本題に入りましょう。
【問題1】 4次方程式
の4個の解のうち、2個の解について積を求めたところ80となりました。このとき、の値を求めなさい。
【解答例】
明らかに解と係数の関係が使えるので解をとおくと
とすると
これを用いての1次の式は
これととの1次連立方程式を解いて
以上よりは和が18積が80よりの解
は和が-19積が84よりの解
よって
係数比較より
【コメント】
解きはじめたときはなどとして文字を減らす計算をしていましたが、「和が分かればいいや」と途中で気づきました。問題文を見ただけで(2次式)×(2次式)分解のフィニッシュが見えていれば速いでしょう。