1 Attempt at relativistic quantum mechanics
PROBLEMS
1.1 Dirac行列(本文の)の次元は偶数であることを示せ.
ヒントがあるのでそれを利用した流れで示す. まずトレースが0であることを示す.
両辺に左からをかけて(作用させて)からトレースを取ると
一方でトレースの性質より
同様にしても示される.
また固有値を考えると2乗が単位行列であることから固有値は+1,-1
よってトレースが固有値の和になっているので
+1と-1を好きな回数(次元)足して0になるのは同じ回数ずつで次元は偶数となる.
1.2 波動関数が式(1.30)に従うとき, 式(1.33)の状態が式(1.1)に従うことを示せ.
ただしboson, fermion両方の場合を考えなさい.(概要であり, 細かい設定は本文参照)
大変なので今回は書きません. 交換関係から作戦を立てて・・・
1.3 を示せ.
数演算子Nの定義から
よって今回ののように消滅生成演算子が同じ数ある場合、同じ回数だけ+1と-1を足すので0となる. (実際にやってみるとよい)
感想
全問題はきついので各章のいくつかだけ書くことにしよう. もちろんどの問題も意図があるはずだけれどもここに書くことに想像以上の時間を要した. そもそも次はあるのだろうか